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仙田康人(せんだみちひと)
いらっしゃいませ!みっち店長です。趣味はフライフィッシング、キャンプ、スキーなど結構アウトドア派です。 全国各地から産地直送のオススメ商品を厳選してお届けいたします。
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ふぐといえば、やっぱりお刺身。
この工場では、20年以上の超熟練した職人さんが、1皿たったの5分、1時間で10皿ものふぐ刺しを作っていきます。平均、一日 100皿は余裕でこなしてしまうというスゴさ。



実は、この職人さんの存在が、安さの秘密なんです。

「この工場ほどふぐ刺しの生産効率の高いところはほかにありません。たいていは、刺身専門の工場に出さなければならないため、その分、マージンがかかってしまうんです」

1日100皿、繁忙期は200皿という超ハイスピードでどんどん出来上がっていくから、加工費はなんと他社工場の10分の1以下に抑えられているんです! では、そんなスーパー職人の手さばきを連写でご覧ください!



この工場からは年間10万皿ものふぐ刺しを出荷しています。大量にすばやく生産できるから、電気代、水道代などの設備にかかる原価をおさえて、安くておいしいふぐ刺しをご家庭にお届けできるんですね。





●ふぐの加工工場

ここがふぐ専門の加工工場です。ここで、ふぐが次々と加工されていきます。
ふぐは、鮮度が命。そのため、ぎりぎりまで水槽で生かされ、生きたまましめられます。



最初に行われる作業が「みがき(身欠き)」という、皮をはぎ、内臓をとりのぞく作業です。



このみがき作業で、体のおよそ35%がゴミとなります。最終的に刺身になる部分は、たった17%しかないそうですよ。



これだけで、およそ70kg、2000匹分ものふぐの皮なんだとか! 作業はとてもていねいに行われています。

みがきされたふぐは、その後、一晩冷蔵庫で寝かされます。
「えっ、新鮮なうちに食べられるんじゃないの?」と意外に思った方が多いでしょう。しかし、これには理由があるんです。

「ふぐは、死後硬直を起こします。そのため、一晩熟成させて身を軟化させたほうが、よりおいしく食べられるのです。この熟成時間の見極めがとても難しいんですよ」

ふぐによって熟成の進み具合が違うため、いつも通りに寝かせていたら、身が黄色くなってしまったり、いつまでたっても硬いままだったり…とにかく一匹一匹の個性があるのだそうです。
でも、産直王国のふぐが安い理由のひとつは、この熟成させたふぐの見極めにあります。

「ふぐは、熟成の進み具合によって、食感が異なります。刺身がおいしいもの、鍋がおいしいもの、味付け調理がおいしいもの。この工場では、熟成後のふぐの様子から、どのように使うかを分類します」

刺身にすれば最高においしい高いふぐを、鍋用にしてしまってはもったいない。逆に、味付け調理にむいているふぐを、ふぐ刺しにしてしまっては、味が落ちる…。
ふぐの状態を見極めて、適切な調理法を選び、適切な値段で提供できるよう、ていねいに仕分けしているんです。

一晩寝かされたふぐは、その後、それぞれの身の状態に見合った加工をされていきます。
こちらは白子!「一番うまいのは、1?2月ごろ」なんだとか。水温がさがると、来るべき春の繁殖期にむけて、白子が発達し栄養をたくわえるのだそうです。



こちらはヒレ。5日間天日干しされて、ヒレ酒用のヒレになります。










●工場から歩いていける、ふぐ専門市場
産直王国の提携ふぐ工場は、山口県下関の南風泊港にあります。工場のすぐ近くには、ふぐ専門の市場があります。市場との距離の近さが、ふぐの鮮度を保ち、おいしさを生み出します。

ここは、ふぐ専門市場「唐戸魚市」です。
みなさんはふぐ独特の「袋せり」をご存知ですか?
「ええか、ええか」の掛け声とともに、仲介者と買い手が服の袖から下を筒状の布袋の中に入れます。そして、仲介者の指を買い手が握ることで、値段をつけていくのです。
ほかの買い手には、ライバルがいくらで交渉しているのかがわかりません。せりのスピードはとても速く、一箱数十秒でせり落とされます。
そもそも、なぜ袋せりになったのかというと


「仲介者がすこしでも高い値段をつけようとエキサイトしすぎて、ケンカになりがちだった」

とのこと。高級魚をめぐった人間模様が垣間見られる、独特なせりなんですね。



●市場の中へ・・・



今日はあいにくせりの終わったあとの場内ですが、ふぐのせりは、ここで午前3時20分から行われます。
市場の中には、ふぐ専用の水槽が並んでいます。各漁船が水揚げしたふぐたちが、この水槽のなかでせりを待っているのです。



ふぐの管理は厳重です。逃げ出さないように…いえいえ、盗まれないように、大きな南京錠がかかっていました。さすが、ふぐ。この水槽の中には、大きなふぐがゆったりと泳いでいました。
「釣り上げられてから、売られるまで、こんなに大切にされる魚はほかにいませんよ」

こんな風にしっかりと管理される理由は、ふぐの味=鮮度が命だから。
せり落とされたあとも、ふぐは大切に管理されていきます。それではいよいよ、ふぐの加工工場へ行ってみましょう。





●ふぐ工場の水槽には大量買付けされたふぐがたっくさん!

工場の水槽のなかには、せり落とされたふぐたちがイキイキと泳いでいます。この工場では、一度にたくさんのふぐを買い付けるため、一匹あたりの単価を下げることに成功しています。



買い付けられたふぐは、生きたまま工場の水槽に移され、調理されるぎりぎりまで、健康を管理されています。だから、新鮮でおいしいんですね。
ここで、ふぐの豆知識を教えていただきました。






本当なら、調理したてのふぐを、その場ですぐに召し上がっていただくことができれば最高です。でも、全国の方に、おいしいふぐをお届けしたい…。そのための工夫が、急速冷蔵の倉庫にあります。
工場のすぐ近くにあるのが、その倉庫。建物そのものが冷蔵庫になっています。今日は、そのなかでも、-40℃の急速冷蔵ができるという冷凍庫のなかに入れていただきました。




入ってみると、意外と…大丈夫!?

「いまは無風状態だからですよ。体感温度が高いので、平気なだけです」

とのこと…。風をおこして冷気を循環させているときは、「とてもじゃないけど、いられない」そうです…。
カメラがこわれそうなので、早々に退散…。
冷凍庫から出ると、一瞬で、メガネがくもってしまいました。



あったか?い・・・。でも、ここですら、-10℃の冷蔵庫なんです。
冷蔵倉庫が工場のすぐ近くにあるから、加工したふぐを、新鮮な状態のまま冷凍し、全国のご家庭にお届けすることができているんです。





産直王国では、おいしいふぐを、さらにおいしく召し上がっていただくために、おすすめしているのが大津屋の「ふくポンズ」。
産直王国のふぐセットには、必ずこの大津屋のふくポンズをおつけしています。大津屋は、亨保2年(1717年)から下関市で醤油の製造をはじめた老舗中の老舗です。



「山口県萩市特産の「だいだい」をブレンドした、味、香り、コクにこだわったポン酢しょうゆです。
これが、ふぐには一番あうんです!おいしいふぐを、おいしいポン酢で召し上がってください。」


銀行振込(前払い)、代金引換がご利用いただけます。
※振込の場合は入金確認後の発送手配となります。

代引き手数料は、ご請求金額が3,150円以上の場合は当店にて負担いたします。
ご請求金額が3,150円に満たない場合は、一律315円の決済手数料が必要です。

※出荷地、出荷時期の異なる(別々の配送)商品をお買い上げで合計請求額3,150円を超える場合、先にお届けする商品でまとめて決済させていただきます。
※メール便配送の対象商品は決済方法に代金引換をお選びいただけません。
ヤマト運輸、佐川急便、ゆうパック、西濃運輸の何れかで発送となります。
産地直送のため、生産者・出荷元の契約運輸会社での発送となりますので、運送会社のご指定はいただけません。

北海道・沖縄・離島:1,000円
東北:650円
関東、信越、北陸、中部、関西、中国、四国、九州:500円

※クール便(冷蔵・冷凍)は200円のクール料金が加算されます。